難しくなる社会保険労務士の顧客開拓
2015年の社労士試験の合格率は、なんと2.6%。
かなりの狭き門となりました。
しかし、この難関試験をクリアしたとしても、開業するためには
さらに大きなハードルが待っています。
少し前までは、
『携帯電話とFAXさえあれば、すぐに開業できる』
といわれた社労士資格ですが、資格を取ってすぐに開業するという
選択肢は、なかなか難しい時代になりました。
たとえば、マイナンバーへの対応。
社労士試験ではマイナンバーの知識はあまり問われませんが、
開業した場合にはそんなわけには行きません。
あるいは、顧客開拓方法。
これまでは助成金の案内をすれば比較的カンタンに顧問先を開拓
することができましたが、昨今の助成金事情を考えれば、それだけ
では事務所経営が難しくなっている状況です。
(助成金ビジネスがダメということではなく、助成金だけでは
事務所経営が難しくなってきているという意味です)
このように、社労士資格で開業する人の状況は大きく変化している
のですが、これはあくまでも私の意見にすぎません。
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