賃金コンサルティング・賃金顧問の具体的な獲得方法
賃金コンサルティングや賃金顧問のイメージが掴めないという人も
いるかもしれません。
そこで、具体的な商談の進め方についてお伝えしましょう
賃金コンサルティングの第一歩は、賃金規程の見直しからです。
皆さんご存知の通り、賃金体系(基本給や手当の構成)については
就業規則(賃金規程)に記載しなければなりません。
しかし、規程の内容と実際に給与として支給している内容が
ピタリと一致している会社は皆無です。
特に、手当の項目に関してはお粗末です。
規程に記載されている手当が支給されていなかったり、
その反対もありますね。
調整手当なんて、その最たるものです(笑)。
ですから、賃金コンサルティングを提案するのは非常に簡単なのです。
まずは就業規則を見せてもらって、このあたり不具合を指摘する
ことで、社長のホンネを引き出すことができます。
『実は、給与制度も見直したいと思っているんだけど・・・』
社長の口からこんなセリフを引き出せたらシメタものです。
相手が悩んでいるのですから、先生方はその解決策を提案するだけで良いのです。
「売込みをするのではなく、解決策の提示をする。」
それだけで、賃金コンサルや賃金顧問の契約が取れるはずです。
いかがですか、簡単だと思いませんか?
就業規則の見直しを提案する場合にも、賃金規程から入るのが
私は良いと考えています。
なぜなら、社長にしてみれば「労働基準法」のことよりも、毎月実際に
支払っている給与のことの方が興味がありますからね。